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Midnight Sun

エンターテインメントの記事を書きます。

「ある日どこかで」 Somewhere in time

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監督 ヤノット・シュワルツ
音楽 ジョン・バリー
出演 クリストファー・リーブジェーン・シーモア
   クリストファー・プラマー

 

若き劇作家のリチャード・コリアーは

上演記念のパーティーで老婦人から懐中時計を

手渡され、「戻ってきて」と懇願される。

数年後、仕事に行き詰まったコリアーは

自動車で宛てのない旅に出る。

偶然、立ち寄ったホテルで往年の舞台女優の

写真を見て釘付けになる。

その女優エリーズ・マッケナに一目惚れしたコリアーは、

彼女に会うために時間旅行をする決意する。


恋愛映画というと、所詮、芝居じゃないかと
いう意見もある。本人同士が恋に落ちるわけじゃ
あるまいしと。なるほど、出演者の仲が必ずしも
いいわけではないかもしれない。
この映画に関しては、報酬的には
誰も大きな得をしていないという。
しかし、宝石のようなきらめきを放つ秀作で
あることは、疑いようがない。
公開当時は、不評の嵐で、早々に公開打ち切り
製作者たちは落胆したというが、
名作というものは、時間が証明してくれるものだ。

男視点で、非常に共感した
ラブストーリーは過去に何作もある。
この作品はその中の1本だ。

「スーパーマン」でクラーク・ケント
演じ、世界的な名声を得たスター、
クリストファー・リーブ
今は亡き名優だ。彼は落馬事故で、
首から下が全く動かない障害を抱えてしまった。
しかし、そこからの彼は不屈の精神で
行き抜いた。そして帰らぬ人となった。

名優クリストファー・プラマー
2人の恋路を邪魔するマネージャーとして
登場する。彼の葛藤のある悪役ぶりがいい。
ある程度の威厳を醸し出せないと、
務まらない役柄だ。

2人がデートする海辺が、
現代ではゴミが散乱している場面は
永遠の恋人を失った主人公の
荒んだ気持ちをあらわしているかのようで
もの悲しくなる。

映画「タイタニック」の元ネタでもある。
この映画の中盤の抱擁シーン、
そして、ラストが非常によく似ている。
こちらは天空、あちらは深海である。
ご興味のある方は比較されてみたら
面白いと思う。

この映画を監督したのは、
「JAWS2」のヤノット・シュワルツ。

素晴らしいテーマ曲は、
ジョン・バリー
そして、ラフマニノフ
随所に使用されている。
これはブライダルシーンによく
使われるが、この映画の影響も
あるのだろうか?

名作はいつか必ず評価されるものだ。
現在では熱狂的なファンたちが、
ロケ地になったホテルで、毎年オフ会を
開いているらしい。
私もいつか参加してみたいほどだ。